Jul.24.DC11:「教育」とは「未来を見る」こと。
去る7月15日の赤坂での討論会における吾輩の発言について、ニュアンスがちょっと正しく記されていないレポートが存在するので、ここに公式コメントをしたい。
吾輩は『皆さん、「2」は「ツー」ではなく「two」と発音しましょう!そろそろ皆さん発音できるでしょう?』と、そんな単純な提案を今更したのではない。
吾輩は以下のようなことを述べたつもりである。
『NHKのBS放送が今年で20周年を迎えている。しかし相変わらず番組紹介の時など、ナレーションでは「ビー・エス・ツー」と言っている。(一時「BS two」と発音していたナレーターもいたが、すぐにいなくなってしまった。「何カッコウつけて言ってるんだ!」「ここは日本だぞ!」みたいな守旧的横やりが入って「無難に」もとに戻したのだ…といった展開が想像される)
吾輩は思う。放送が開始した20年前からナレーションを「BS two」と、ず~っと発音し続けていたら、つまり20年前からコツコツと小さなことでも積み重ねておけば、今頃成人を迎える連中の多くは自然に「2」を「ツー」ではなく「two」と発音するようになっているはずだ。子供というのは大人になってしまった者からでは計り知れない吸収力をもっている。だから「根気よく何年も先を見据えた教育方針」を立てることは、国の将来にとって非常に大事なことではないかね?』と。『それができていない日本人の体たらくは悪魔にとって目出度い限りだ』と。
現に実体験として世を忍ぶ仮の4歳から数年間英語圏で生活をしていた吾輩には、高校生くらいの大人になってから留学した人がどれほど流暢に(吾輩より語彙も豊富に)英語を話していても、発音の良し悪しは指摘できるのだ。これは実体験のない人にいくら説明しても分かってもらえない、ある種の特殊能力である。自慢話で書いているのではなく、だからこそ吾輩は、世の中の「帰国子女」たちがもっと積極的に啓蒙活動をすればこの国はいくらか変わると思うし、逆に、海外在住経験の無い世の中の指導者たち管理職に就いている者たちが、外来文化の扱い方や文化交流のありかたに関して帰国子女の進言にもっと耳を傾ければ、日本国民の国際化は飛躍的に伸びると思っている。
昨今吾輩が頻繁に取り上げている「スーパー」「コンビニ」「デパート」「デジカメ」「エアコン」「パソコン」「ケータイ」「ワンセグ」「シンクロ」「フィギュア」…などの多くの省略用語(主としてカタカナ4文字)の氾濫への警鐘、また「ロスではなくLAと言おう」「イギリスではなくBritain(ブリテン)と言おう」「ヴァージョン・アップではなくupgradeと…」などの提案は、気分で言っているのではない。これらも「この使い方を続けていると、いざという時に通じる言葉が咄嗟に出てこなくなる」「この表現の仕方は日本以外では理解してもらえない」「この表現の仕方では来日した外国人が混乱する」、だから「国際的に通用する言い回し」を習慣化させてすり込ませることが、長い目で見た時に日本の若者の言語能力(=コミュニケーション能力)を自然と高めることに重要だと、多くの文化交流を体験してきた吾輩がそう感じるからこそ問いかけ続けているのだ。
これは今すでに実社会に出ている「大人たち」(私は別にもう海外で活躍することもないだろうし~関係ないし~)のためではなく、将来いつどんなきっかけで国際的な状況下に立ち居ふるまわねばならないかも分からない、その可能性を秘めている「諸君の孫子」のために「今からコツコツと小さなことでも積み重ねておく」話なのである。
(環境問題に関してだって、もう20年以上前から我々は詞曲で取り上げている。これも「未来を見ていた」からだ。それを当時大きく取り上げなかった人類の今の体たらくは悪魔にとって目出度い限りだ、ダッハッハッ~!)
ちなみに…『あんた偉そうなこと言っているが、じゃあ「聖飢魔ll」の「ll」の部分は何なんだ!?』『あれ、「two」ではなく「ツ」って読ませているよね』と言いたくなっているかね~君?忘れてもらっては困る。我々は悪魔なのだ。何だかんだ言っても、実は人間の教育上よろしくないことをやるに決まっておるだろうが~、ナハハハハハハハ…!
ところで、本日7月24日21時から吾輩が出演する番組「あなたの街で夢コンサート」は、結構初モノ場面がたくさん見られる内容となっているはずなので、見逃さないように!え~と、放送チャンネルは…NHK「ビー・エス・ツー」だ!ウッシッシ~~!
ではまたWEBROCK!



